優秀な人材を採用できたと思えば、入社後すぐに退職されてしまった経験はありませんか?
早期離職の原因はさまざま考えられますが、採用活動時に求職者の経験やスキル、勤務条件などばかりを重視しすぎてしまうことも早期離職につながる可能性があります。
今回は面接時にできる定着率アップの工夫や、実際に定着率がアップした企業様の事例を紹介します。
ぜひご一読いただき、採用活動にお役立てください。
目次
実際に定着率が上がった企業(飲食業)の事例
・面接を2回実施する
・面接を複数回行う際の注意点
定着率をあげるために面接時にできる工夫例
・仕事内容の詳細を伝える
・選考時に適性検査を実施する
・求める人物像とマッチするか確かめる
まとめ
実際に定着率が上がった企業(飲食業)の事例
マイナビバイトに求人掲載し、実際に1年以上継続して勤務する従業員が増えた企業様(飲食業)が行った取り組み事例をご紹介します。
面接を2回実施する
<面接1回目>
面接官:現場をよく理解している責任者または採用担当者
面接内容:応募者の人柄や希望する勤務条件などの確認・短所のヒアリング・職場見学
適切な指導方法や配属ができるよう、短所(弱み)を聞くことを特に重視しているそうです。また職場の雰囲気を確認し、自社で働くイメージを持ってもらいやすくするため、面接後に職場見学を実施するなどの工夫も行っています。
<面接2回目>
面接官:1回目の面接官の上司
面接内容:1回目の面接で得た情報をもとに、上長の目線から気になる点を確認
※1回目の面接よりも短い時間で終了する
面接を複数回行う際の注意点
時間をかけすぎない
応募者と向き合い選考を進めて行くことは非常に重要ですが、選考に時間をかけすぎてしまうと、先に合格となった企業に入社してしまう可能性があるため注意が必要です。
先ほど紹介した採用までに2回の面接を実施している企業様では、応募から2回目の面接までを1週間以内に行うよう工夫されています。
面接回数を増やすことが難しい場合は、電話などで事前に応募者と求人情報の擦り合わせを行い、上長同席の上2人体制で面接を行うこともおすすめです。
またマイナビバイトが提供しているオンライン面接や録画面接をご活用いただけば、時間や場所にとらわれず面接を実施することが可能です。
定着率をあげるために面接時にできる工夫例
仕事内容の詳細を伝える
株式会社マイナビが大学生を対象に行った調査では、「想定よりも仕事がきつかった(24.7%)」、「想定していた仕事内容ではなかった(23.3%)」、「想定よりも仕事量が多かった(21.3%)」などの「仕事内容へのギャップ」が早期離職理由の上位となることが分かりました。*1
求職者の中には求人情報すべてに目を通さずに面接に訪れる応募者や、記載内容とは異なる認識をした状態で訪れる応募者もいるかもしれません。
面接時に仕事内容や必要となるスキルをできるだけ細かく伝えることで、「仕事内容へのギャップ」が原因となる早期離職を予防することができます。
*1:引用)株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2023年)」p.58
適性検査を実施する
応募者の人柄や、業務に必要な能力を測ることができる適性検査を実施するというのも手段のひとつとして有効です。
適性検査を行うことで「どんな人が定着しやすい傾向があるのか」など自社独自のデータも蓄積され、今後の採用活動にも活かすこともできます。
また職業情報提供サイトjobtag(厚生労働省)では、職業ごとに必要とされるスキルの例が紹介されているので、適性検査の内容を決定する際などの参考になるでしょう。
(例)飲食チェーン店店員
※ 引用)厚生労働省「職業情報提供サイトjobtag」 『飲食チェーン店店員』の詳細ページより
求める人物像にマッチするか確かめる
事前に求める人物像(人材要件)を定めておくことで、面接時にチェックしておきたいポイントが明確になってきます。
また面接官同士で求める人物像の相違が起こることも防げるので、作成を行っていない企業様はぜひ作成をご検討ください。
以下の記事では人材要件の作成方法やコツなどを解説しています。 すでに作成済みの人材要件の見直しなどにも、ぜひご活用ください。 優秀な人材の見落としを避ける「人材要件」を定めるコツとは? |
まとめ
今回は面接時にできる定着率アップの工夫例をご紹介しました。
早期離職を防ぐためには勤務条件やスキル面のすり合わせだけでなく、入社前後で応募者が仕事内容などにギャップを感じることがないようにする工夫が必要です。
今回ご紹介した工夫例を参考に、面接内容や流れなどをご検討ください。
記事公開日:2023年7月20日