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従業員による情報漏洩を防ぐためにできること

本記事では、従業員による情報漏洩を防ぐための対策をご紹介します。企業(お店)と従業員の社会的な信用を守り、お互いに気持ちよく働くためにも社外秘情報の漏洩を防ぐような仕組みづくりを心掛けましょう。

参考|経済産業省 秘密情報の保護ハンドブックのてびき

目次

①社外秘情報に近寄りにくくする
②秘密情報の持ち出しを困難にする
③漏洩が見つかりやすい環境をつくる
④秘密情報に対する認知を向上する
⑤信頼関係の維持・向上に努める
⑥過失(ミス)による情報漏洩を防ぐために
⑦まとめ

①社外秘情報に近寄りにくくする

秘密情報にアクセスしづらい環境を作ることが挙げられます。
社外に漏洩した際に問題になる内容は、「社員だけがパスワードを知っている状態」など、限られた従業員だけが確認できる状態にしておきましょう。

①秘密情報の持ち出しを困難にする

次に、情報にアクセスできたとしても持ち出しをしづらくする方法があります。
・撮影されないよう、職場内へのスマートフォン持ち込みを禁止する
・持ち出しが可能な紙類では渡さない(紙類で渡す場合は記載されている内容を漏洩しても問題がない情報のみに留めておく)
などの対策があります。

漏洩が見つかりやすい環境をつくる

・PCなど情報システムのログを定期的にチェックする
・チェックを実施している旨を従業員に周知する
・職場のレイアウトを工夫し、機密情報を扱う場所が他から死角にならないようにする
など、すぐに情報漏洩が見つかるような環境を作ることも対策の1つです。

秘密情報に対する認知を向上する

「情報を外部に漏らしてはいけないと思わなかった。」という状態を防ぐことも対策の1つです。
秘密保持契約を就業規則に組み込み、丁寧に説明することで、「どのような情報が社外秘なのか」を従業員が把握できるようにしましょう。書面の書き方や考え方は下記厚生労働省の資料をご確認ください。

併せて、認識を揃えるために入社時に「どの情報が社外秘にあたるのか」を具体的に伝えるようにしましょう。
例)
・メニューのレシピ
・接客やオペレーションなどのノウハウ
・来店しているお客様情報 など

あわせて、社外秘情報を漏洩した場合、「会社にどのような損害が発生するのか」「情報漏洩を起こした従業員に、どのような処分が下されるのか」などを丁寧に伝えておく必要があります。

参考|厚生労働省 就業規則の作成のポイント p1
参考|厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン p7-8

⑤信頼関係の維持・向上に努める

悪意のある情報漏洩を防ぐために、日頃から信頼関係の構築・維持が大切です。
従業員のモチベーションを向上させるだけでなく、「会社に嫌がらせをしよう」という発想にならないよう、公平な人事評価制度など、働きやすい職場環境を整えていきましょう。

⑥過失(ミス)による情報漏洩を防ぐために

情報漏洩に関する対策が取れていても、過失(ミス)で漏洩してしまう可能性があります。マニュアルの紛失や盗難などがその代表例です。

◆紙類で渡している場合
 記載されている内容を漏洩しても問題がない情報のみに留めておく
◆Web(SNS)で見れる状態にしている場合
 他者が確認できないよう本人認証機能(ログイン機能)付き業務用アプリの利用する

といった対応を推奨いたします。マイナビグループでは本人認証機能がある業務連絡アプリサービス『apseedsポータル』もご用意しております。導入事例やサービス内容にご興味がある方は営業担当までご相談ください。

⑦まとめ

社外秘情報の漏洩を防ぐための対策をご紹介しました。仕組みづくりやマネジメント方法など、採用課題にお悩みの方は、お気軽にマイナビバイトまでご相談ください。
サポートサイトでは採用活動のお悩み解決につながる解説記事を公開しています。ぜひご活用ください。

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記事公開日:2024年3月11日

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